我が子の命を守りたい!永田美子、消防団活動への想い
私は仕事とは別で、地域の消防団に所属し活動をしています。
よく「色々やってるね〜!」と言われることがありますが、
このブログでは、そんな私の日常も少しずつお届けしていこうと思います(^^)
私がいくつもの活動をしているのは、すべてに共通して大切にしている想いがあるからです。
それは—— 「笑顔の女性を増やすこと」。
その想いに通じることであれば、私の中では「やってみよう!」という選択になります。
だからこそ、妊活さんのサポートも、ダイエットのサポートも、整体師としての活動も、そしてこの消防団での活動も、すべては「女性の笑顔を育てたい」からこそ頑張れるのです✨
目次
消防団の活動って何をするの?
地域によって活動内容は異なりますし、男女でも役割が違います。
私が住む地域では珍しく「女性消防団員」という枠があり、主に啓発活動を担当しています。
火災現場に出動するわけではなく、
幼稚園や保育園で防火教室を開いたり、
ショッピングモールや産業祭りなどのイベントで消防ブースのお手伝いをしたり——
地域の方々に「防火意識を広める」活動が中心です。
私が消防団に入りたかった理由
私が消防団への入団に興味を持った一番の理由は、
普通救命講習を定期的に受講する機会が欲しいと思ったことでした。
入団して6年。
今では「受ける側」から「開催する側」になり、地域の方々へ救命講習を行う立場になっています。
この救命講習を受けたい、そして広めたい——そう強く思うようになったのには、理由があります。
娘の突然の心停止
それは、娘が1歳1ヶ月のある日のことでした。
それまでは妊娠中も出産も順調で、元気にすくすくと育っていた娘。
ところがその日、突然心肺停止となり、救急搬送されたのです。
その日は土曜日。
私は仕事で不在でしたが、朝、いつものように笑顔で手を振ってくれた娘の姿が、今でも鮮明に残っています。
出勤して数時間後、妹から会社に一本の電話。
「今、救急車で搬送される!」
電話の奥からはサイレンの音が聞こえていました。
後から聞いた話では、昼頃に突然ぐったりして発熱し、様子を見ようとした矢先に痙攣。
そのまま呼吸が止まってしまったそうです。
幸いにも、母と妹がその場にいて、2人とも医療関係の仕事をしていたため、すぐに心肺蘇生を開始。
救急隊が到着するまでの間、必死の救命処置を続けてくれました。
病院に着いた時、医師からは「脳への影響が残る可能性もある」と伝えられ、
私はただパニックの中で娘を抱きしめることしかできませんでした。
命と向き合う時間
入院期間中、私は仕事を離れ、娘とゆっくり向き合う時間を過ごしました。
そして、その時間の中で強く感じたことがあります。
最初は、「その場に自分がいなくてよかった」と思ったことです。
もし私しかいなかったら、正しい心肺蘇生ができず、娘の命はなかったかもしれないからです。
でも、その想いは次第に変わっていきました。
「もう二度と、もしもの時に“何もできない自分”ではいたくない」
そう心の底から思ったのです。
母として、女性として伝えたいこと
元気に生まれ、元気に育っていても、
いつ・どこで・何が起こるかは誰にも分かりません。
だからこそ、私は自分自身が学び、
そして「母であるすべての女性が、救命講習を受けた経験を持つ社会にしたい」と思うようになりました。
その想いが、私が消防団に入ったきっかけであり、
今も続けている理由です。
娘の出来事は、私の人生の価値観を大きく変えました。
“命を守る知識”を持つことは、家族の安心にも、女性の自信にもつながります。
これからも私は、「笑顔の女性を増やす」という想いのもと、
妊活・ダイエット・整体・そして消防団の活動を通して、
一人でも多くの方に“命と向き合う大切さ”を届けていきたいと思います。